ミャンマーの旅行社

記事一覧(26)

シャン州で田舎カフェを開くまで2

シャン州で田舎カフェを開くまで

南シャン州、高原のリゾート地カローで小さなカフェをやってます。2016年にオープンしてもうすぐ2年になりますが、おかげさまで町から少し離れているにも拘らず、結構お客さんが来てくれています。そんなカフェの宣伝を兼ねて、以前日本語&ミャンマー語雑誌のミンガラネットワークに掲載させていただいた記事を掲載します。ちょっと長いです。2016年7月に南シャン州のカローでカフェをオープンしました。何年も前から放置していた木造2階建ての小さな民家があったのですが、そこはトレッキングに行く外国人観光客やローカル観光客に人気のニーパヤー(竹の仏像パゴダ)を訪れる人たちが通る道のすぐ脇。何かお店でも開きたいなあとずっと思っていました。 そして2年前。私が代表を務めているNGO、南シャン州交流会が東京の増上寺で毎年行われているミャンマー祭りで南シャン州産のコーヒーを出品した時に、地元のコーヒー豆を使ったカフェを開こう!と思い立ったのでした。
 カローの町から少し山の方に入った集落の中にある、ごく普通の農家の民家なのですが、高台にあって眺めは良好、近所からは村人のおしゃべりや子供たちの遊ぶ声が聞こえてきたりして、そんな現地に溶け込んだような雰囲気も悪くない。のどかで緑あふれるこの場所で、地元の豆だけを使ったコーヒーを楽しんでほしいと思いました。 
というのも、ミャンマーの人たちからミャンマー産のコーヒー豆はあまりおいしくない、おいしいコーヒーなら外国産に限る、といった声を少なからず聞いていたこともあり、ちゃんと淹れたミャンマーのコーヒーはおいしいよ!ということをもっと知ってほしい気持ちもありました。だから焙煎は自家焙煎。新鮮な地元産の焙煎豆を注文をいただいてからドリップするという方法で、コーヒー本来のおいしさを少しでも引き出せるようにして提供することにしたのでした。
 民家を改装してカフェにしようと決めてからあらためて家の中を確認してみると、そこで見たのは思った以上に傷んだ部屋。壁はひびが入りガラスは割れていて、1階は農機具などが置かれた倉庫になっていました。埃やらクモの巣やらでかなり汚れている。最初はちょっとくじけそうになりましたが、とにかくまずは室内を綺麗にしようということで大掃除を行いました。予算はあまりかけたくなかったのでやれることは自分たちでやりました。リフォーム前の2階の様子。室内は思った以上に傷んでいた。