ミャンマー政変

2/1、ミャンマーは大変な出来事に見舞われましたが、

私は今日本に帰国中ですので無事です。

ご心配いただいた方、ありがとうございます。

現地の家族や近しい方たちも無事です。


たった1日で政府が変わってしまうなんてそんなことができるのか。

そういう思いが湧きましたが、軍を統率できていない政権だったから

こんなこともできたのだろうという納得な思いも湧きました。


軍政時代の1998年から何度もミャンマーを訪れて、軍政時代に

暮らしたこともありますが、今後どのように事が進むかはちょっと

わからないですね。とにかく暴力沙汰になって悲劇や混乱が

起こることなく平穏に前に進んでほしいと願うばかりです。


私が期待したいのは、多くの国民の反対を押し切っての政変

だからこその一般国民に寄り添った政策実行でしょうか。


ミャンマーの民主化は結局軍政によって成されたという経緯があります。

その点に誇りを持つ軍の方も多いのではと思います。


より国民目線に立ったコロナ対策や経済政策を進めることによって、

選挙のやり直しをやってもNLDがまた勝つとは思いますが、

この期間に軍政への一定の国民の評価が得られれば、より軍と国民の

和解が進み、より国はまとまるのではないかなと。


起きてしまったものは仕方ないですから、この機会をより良い国造りに

活かせたらいいなと思います。平和裏に。楽観的かもしれませんが。

そのためにも過激な反対行動は慎み、今は少し様子を見てみてはどうか。

個人的にはそんなふうに思います。


もうひとつ個人的に思うのは、

コロナだけでも大変なのに勘弁してくれよ!(泣)…ですね。

旅行業もカフェもホテルもフリーズしたまま。

食べていくためになんか考えないとな…と思っていながら

ダラダラしていた私の尻を激しく蹴り上げる出来事ではありましたね。

頑張ります。


写真は2001年、軍事政権下のマンダレー。

とある日本語教室を訪問したときの様子です。

先の見えないあの時代、それでも生徒たちは熱心に外国語の勉強に励んでいました。

この子たちは今どうしているのかな。

20年後の今も先が見えませんが、希望を捨てず前に進んでほしいですね。

ミャンマーの眼

写真で綴るミャンマーの日常そして旅風景。

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