最近はFacebookなどを見ていても現地の悲惨な状況を伝える投稿が
以前より少なくなってきているように思いますが、
丁寧に見ていくとやはり各地で酷い状況がたくさん続いている事がわかります。
最近の大きな出来事は少数民族チン族の人たちが多く暮らすチン州ミンダッでの
大規模な弾圧でしょうか。
町で暮らす3万人のうち、2万人が脱出を余儀なくされているようです。
また、国軍は住民を人間の盾にして市民側から反撃できないようにするなど
相変わらずの卑怯で非道な行動。今後の動静が気になります。
こちらのFBページの投稿では現地の詳しい状況を日本語でお伝えしています。
今回もいくつか支援情報やミャンマー情勢を学ぶセミナーなどをお伝えします。
地球市民の会のチン州での活動拠点であるミンダ。人口3万人弱の小さなこの町で、今、大規模な衝突が発生しています。町にとどまると生命の危険があるため、約2万人が周辺の村や避難民キャンプに避難しました。町から逃げ出すことができずに、危険の中に取り残されている人たちもいます。
当会スタッフ4名は、ミンダ町から無事に脱出し、村や避難民キャンプに到着することができました。避難民キャンプには、着の身着のまま、何も持たずに逃げてきた人たちが多数います。食料や衛生用品、薬、服、毛布などが必要です。また、雨をよけるためのビニールシート、簡易トイレを作るための資材、簡易水道のためのパイプなども必要だと聞いています。
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現地駐在のSさんには何かとお世話にもなって来たTPAさんが早速ミンダッの
支援に動いてくださるようです!
ミャンマー軍の過酷な弾圧を今すぐ終わらせて!(アムネスティ)
一刻も早くミャンマー軍の弾圧を終わらせるために、アムネスティでは世界中で署名を行なっています。国際的に協議が進んでいる武器の禁輸や制裁措置の支持、ミャンマーの人たちに対する人道支援の強化などを、日本政府をはじめ、国際機関や各国政府に要請してください。
残虐な弾圧に屈せず、ミャンマーの人たちは闘い続けています。彼らのために声を上げてください!
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アムネスティ・インターナショナルより、日本政府および各国政府ほかへの
NGOメータオ・クリニック支援の会 東ミャンマー緊急支援のご報告とお願い
東ミャンマーでは現在も空爆や砲撃が続き、4月に2万人、現在5万人とも言われる国内避難民が発生しています。彼らの多くはジャングルに身を隠しており、食料や医薬品の不足する中、下痢やマラリアなどによる死者も出始めています。
JAMは4月4日に東ミャンマー緊急支援のお願いを開始し、4月末までに皆様から1,189,524 円のご支援をいただきました。心より御礼申し上げます。
東ミャンマー情勢は悪化の一途を辿っており、現地のニーズに対応するために、JAMは5月以降もメータオ・クリニックへの緊急支援を継続する予定です。息の長いご支援のほど、宜しくお願い申し上げます。
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タイ/ミャンマー国境の難民診療所「メータオクリニック」を支援する会からの支援のお願いです。メータオクリニックは長年、ミャンマーから逃れてきた少数民族の人たちの医療支援を行なってきた優れた実績があります。詳細は⇒こちら
ミャンマー料理研究家「鈴木ラペ子」のミャンマー料理研究&情報サイト
ミャンマーで生活する方々の身の安全を案じると共に、
一刻も早く平和であの明るく楽しい未来に満ち溢れたミャンマーに
戻ることを心より祈っています。
ミャンマー料理を愛するものとして、日本で私ができることは
「ミャンマーの魅力を料理を通じてを知ってもらうこと」。
微力ではございますが、活動で得た一部をミャンマーの危機を
乗り越えるための資金として寄付していくことで
ミャンマーの手助けになれれば幸いです。
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友人のミャンマー料理研究家、ラぺ子さんのサイト。
料理教室の収益の一部を寄付されています。
料理を通じてミャンマーを知り、関わっていくのもいいですね!
ミャンマークーデター 専門家と読み解く、現地の声 〜日本から何ができるのか?〜
■概要
日時:5月29日(土) 19:30~21:30 (日本時間)
形式:オンライン(Zoom)
費用:無料
定員:500名
■プログラム
第一部:現地の声を読み解く〜現地アンケートから〜
私たちが現地で実施した意識調査を回答コメントと共に紹介します。
クーデターの受け止め、国際社会への期待、日本企業は撤退すべきか、武力抵抗は?ODAは?経済制裁は?・・・
日本からは想像が難しい現地の生の声を定量・定性の両面から深掘りします。
第二部:パネルディスカッション「日本から何ができるのか?」
異なるご経歴を持つ3名の専門家をお招きして、第一部で読み解いた現地の声をベースに議論頂きます。
国際社会や日本外交はもちろん、企業やNGOや市民も含め事態の打開に向けて何ができるかを考えます。
【オンラインイベント】ミャンマー(ビルマ):不服従で軍政に立ち向かう未来志向の若者たち
このイベントでは、最新の状況をお伝えしながら、その背景に迫ります。日本のミャンマー軍政への経済支援、日本政府は何をしてきて何をしていないのか、少数民族についても学び、市民同士の連帯、現地の人びとから学べることを考え、討論します。
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写真は以前から支援の手伝いをしているヤンゴン北方の森の中のカレン族の村。
つい数日前に学校の先生たちがヤンゴンに来て、現地の写真を届けてくれました。
村では2人の若者が検問で軍人に殴られ怪我をしたようですが他には暴力の被害は
無いとのことでした。
子どもたちは学校で勉強が出来ず、昨年からずっと畑仕事を手伝っています。
早くこの子たちが安心して学びを再開できる状況になってほしいです。
以前、村を訪問した時の様子はこちら。
校庭は作物を植える畑になっています。
子どもたちに畑仕事を教えています。
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